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国保依田窪病院は、地域に密着した心あたたかな医療を実践します。 地域における基幹病院として高度医療を提供します。

TEL.0268-68-2036

 

院長のご挨拶2018年1月

国保依田窪病院院長 三澤 弘道

 明けましておめでとうございます。

 昨年は内科医師不足が更に悪化して、4月からは常勤

医師が2名となってしまいました。病院運営に関しては、

機能的な面、そして経営的な面においても非常に厳しい

年でした。2名の医師を守るために、やむなく夜間休日

の内科入院を制限させていただきました。地域住民の皆

様や地域以外から日頃当院をご利用していただいている

皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしました。病院

管理者として、心よりお詫び申し上げます。

 また、当院は上田小県広域の輪番病院ですが、担当回数の制限など近隣の病院や消防署にも多大なご負担をかけしました。信州大学医学部附属病院、諏訪中央病院、佐久総合病院から応援を頂き、何とか1年間を乗り切ることができました。

 こんな中でも嬉しいニュースがありました。11月は諏訪赤十字病院、12月から本年3月まで諏訪中央病院から常勤医師を派遣していただきました。更に11月津田勝路先生が常勤医師として着任され、内科常勤医師4名体制となりました。12月からは内科の夜間休日の緊急入院もできる体制となり、一安心しています。津田先生は内科全般に加えて、腎臓病や糖尿病に造詣が深く、透析センター長に就任していただきました。今年も更に内科常勤医師を増員して、この地域を守る病院として、保険予防活動、医療、福祉、最後はターミナルケア(終末期医療)を一貫して行う地域包括ケアを推進していくつもりです。

 もう一つの当院の特徴である整形外科の先進医療は、脊椎手術、関節手術、手外科手術に骨折などの外傷に対する手術など、日進月歩の世界の中で最先端の治療を行ってまいりました。昨年は特に古作英実先生による手外科の手術件数が増加しました。ただ、残念なことに当院で10年間関節外科手術を担当してくれた太田浩史先生が年末で退職となりました。当分の間、人工関節置換術の手術は休止しますが、当院で手術を行った患者さんの経過観察は、信州大学整形外科の応援で行っていきます。なるべく早期に手術が再開できるように、下肢関節担当の整形外科医師を確保していく所存です。

 次に昨年9月に行われた病院議会で平成28年度の決算が認定されましたが、17年ぶりの黒字決算となりました。これは一般会計からの繰入金の基準を見直したことと、入院患者の増加による医業収益の増加によるものです。今まで当院は近隣の公立病院と比較して一般会計からの繰入金が少ない中で病院運営をしてきました。今後は更なる支出の削減と、医師確保による収益増加を目指していきます。地域の皆様の要望をお伺いする機会を増やすために、4月から病院モニターを3名から6名に増員しました。懇談会に加えて、院内見学もしていただきました。

 現在、地元地域の皆様の病院の利用が減っています。長和町と上田市武石地区を合わせて人口1万人程度になりました。この地域に病院を維持存続することは、並大抵ではありません。

内科・外科・小児科がこの地域を守り、整形外科の高度先進医療が県内各地や県外からの患者を確保して病院経営を安定化します。地域医療を守りつつ、専門特化した領域を持つ病院として維持発展していきたいと思います。地域の皆様も安心して当院を利用して、病院経営に貢献して頂きたいと思います。病院職員に対しても達成感をもって働ける職場、ワークライフバランスの良い職場となるように病院経営をしていきたいと思います。

 今年は戌年です。戌は賢く堅実な犬のことです。真面目・勤勉・努力家ということでしょうか? 4月には、6年に一度の医療と介護の報酬の同時改定があります。病院職員一同、患者さんの立場に立った優しい病院と、安定した健全経営を目指して努力します。

皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶と致します。


国保依田窪病院

受付時間:月〜金 8:00〜11:30
診療時間:月〜金 8:30〜

〒386-0603
長野県小県郡長和町古町2857

TEL 0268-68-2036
FAX 0268-68-4034