急性期一般病棟(4階)、手術・中央材料室
目次
急性期一般病棟(4階)
急性期病棟は主に内科・整形外科の患者さんを中心に、緊急で入院が必要と判断された患者さんや手術を必要とする患者さんの受け入れをしています。
集中的な検査・治療が必要な時期から、症状が安定してくる時期までの患者さんの看護を提供する病棟です。
多職種との連携を強化し、患者さんにとって最善の医療・看護が提供できるように努めています。
入院患者さんの特徴・病棟の特徴
- 手術を受ける患者さん
脊椎手術(頚椎・胸椎・腰椎)、手足の骨折、腱板断裂など
麻酔:全身麻酔、腰椎麻酔、伝達麻酔、局所麻酔
対象:小児~超高齢者まで幅広い年齢層の患者さん - 整形の保存的治療の患者さん
- 急性期の内科的治療が必要な患者さん
緊急入院で検査、処置、治療を必要とする患者さん
疾患は多岐に渡る - 急性期治療を終えた患者さんの退院支援
自宅退院、地域包括ケア病棟へ転棟、施設、連携パス使用
早期退院を目指し、多職種(医師・看護師・MSW・リハビリ)で退院支援カンファレンスを実施しています


手術・中央材料室

当手術室では、根拠に基づいた質の高い手術看護を倫理観を持って患者さんに提供することを目標としています。
また、中央材料室では安全で安心な医療用滅菌器材の提供を心がけております。
手術には医師や看護師だけでなく、放射線技師や臨床工学技士、検査技師、事務職員、施設管理職員など多くの職員が連携し、時間外や夜間休日の緊急手術にも24時間体制で対応しています。
手術室数 | 4室 |
手術件数 | 年間約900件 |
手術科 | 整形外科、眼科、内科 |
職員数 | 看護師12名(うち師長1名、主任1) 看護補助者2名(会計年度職員) |
手術室で行っている看護
- 基本的に執刀医と助手の医師2名が手術を行います。麻酔担当医は患者さんの全身管理を、看護師は手術の介助などを行います。
- 患者さんに無理のかからない体位を考え、安全な姿勢を考えております。
- 担当医師と協力し、安全に手術を終えられるよう看護しています。
- 患者さんの血圧や脈拍・体温など身体に起きている事を常に把握して対応しております。
- 感染が起きないように清潔な物品・環境を心がけています。
- 患者さんが手術に不安な思いを抱きにくい関わりをモットーとしています。
- 寒い思いをしないよう室温や保温機などで調整しています。
- 痛みや吐き気など、つらい症状が無いよう対応しています。
- 患者さんの気持ちを常に大切にし患者様の一番の理解者である事を心がけています


- 私たちは常に患者さんの気持ちを大切にしております。
- 手術前の看護師訪問では、患者さんの気持ちや希望に添えられるようお話をうかがい、最善の看護を計画し、実行しています。
- 訪問後に患者さんから、手術室看護師に希望することがありましたら、病棟看護師を通して希望をお聞かせください。

分からないこと、不安なことがありましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。
手術室シミュレーション
- 病棟よりストレッチャーで手術室に向かいます
病棟看護師2人が患者さんとご家族を手術室までご案内いたします。 - 2階にある手術室の曇りガラスの向こうには手術室看護師がお待ちしております患者さんと看護師が手術室に入ります。ご家族には待合室をご案内いたします。
手術室に入りましたら、ご本人である事を確認してから手術室の中に入って行きます。
ご家族の方は待合室でお待ちいただきますが、外出などされる場合は看護師にお伝えください。 - 手術するお部屋まで手術室看護師がご案内します。
- 手術部屋に入りましたら、もう一度確認のためにリストバンドにて確認させていただきます。
- 麻酔の準備を行います。
手術室に入りましたら、心電図・血圧計などの準備を行います。
手術室内ではリラックス出来るような音楽を準備しております。
また、腰の痛みや仰向けになるのが辛い方などは、患者さん一人一人に合わせた配慮をしておりますので遠慮なく申してください。 手術が始まります。
手術が始まるまで何度も患者さんと手術する場所を確認し、間違えの無いようにしております。
腰の手術はうつ伏せで体を支える台の上で手術を行います。
手術中も麻酔担当医による麻酔管理や看護師による看護も行われています。- 麻酔から覚めたら病棟に帰ります
手術が終了し、麻酔から覚めましたら、病棟に帰ります。
ご家族の方にも待合室に電話をし、手術が終了したことを伝え、手術室の入口でお待ちいただき、患者さんと一緒に病棟に帰ります。ご家族の方には病棟で医師からの説明があります。

お大事にして下さい。