手術・中央材料室

  • 手術室数:4室
  • 手術件数:年間約900件
  • 手術科 :整形外科、外科、眼科、内科
  • 職員数 :看護師11名(うち師長1名、主任1)、看護補助者2名(会計年度職員)

当手術室では、根拠に基づいた質の高い手術看護を倫理観を持って患者さんに提供することを目標としています。
また、中央材料室では安全で安心な医療用滅菌器材の提供を心がけております。
手術には医師や看護師だけでなく、放射線技師や臨床工学技士、検査技師、事務職員、施設管理職員など多くの職員が連携し、時間外や夜間休日の緊急手術にも24時間体制で対応しています。

手術室の一日

  • 8:30~朝の申し送り
    ・師長からの連絡や、前日の手術の報告、一日のスケジュールや患者情報を確認し共有します。
  • 9:45~洗浄・滅菌、手術の準備
    ・病棟や外来で使用した器材を回収し、洗浄・点検・滅菌を行います。また前日の手術で使用し、洗浄した器材を点検・滅菌します。
    ・外回り看護師は手術室の準備と麻酔器、生体監視モニターの点検を行い、術前訪問に伺います。
    ・器械出し看護師は術式に応じた器械を準備します。(午前の手術がある場合は担当の看護師が早出勤務で対応しています)
  • 12:00~ 昼食
  • 13:00~手術
    ・チームでミーティングを行い、患者さんをお迎えします。
    ・安全な手術が行えるよう多職種で連携しています。
  • 17:15 退社
    ・看護師の時間外勤務は月平均で10時間ほどです。有休休暇を適切に取得し、メリハリのある手術看護、ワークライフバランスを推進しています。

手術室のご案内

 手術室はテレビで見るようなイメージしか持っていないという方々が多いと思います。誰もが知らない未知なる部分であると思います。また未知なる部分と同時に病院で重要な「治療の場所」でもあります。患者さんが大切な治療を受ける場所をもっと身近に、イメージしやすいものにするために当院手術室をご紹介いたします。
 当院の手術室はバイオクリンルーム(以下BCR)を含む合計4部屋があります。BCRはNASA基準に準じており、直径0.5ミクロン以上の粒子が1平方メートルあたり100個以下で、細菌数が0.1個以下の清浄度の高い部屋です。
その他の部屋も優れたフィルターを通して微生物を濾過したクリーンな部屋です。

手術室

手術室で行っている看護

  • 基本的に執刀医と助手の医師2名が手術を行います。麻酔担当医は患者さんの全身管理を、看護師は手術の介助などを行います。
  • 患者さんに無理のかからない体位を考え、安全な姿勢を考えております。
  • 担当医師と協力し、安全に手術を終えられるよう看護しています。
  • 患者さんの血圧や脈拍・体温など身体に起きている事を常に把握して対応しております。
  • 感染が起きないように清潔な物品・環境を心がけています。
  • 患者さんが手術に不安な思いを抱きにくい関わりをモットーとしています。
  • 寒い思いをしないよう室温や保温機などで調整しています。
  • 痛みや吐き気など、つらい症状が無いよう対応しています。
  • 患者さんの気持ちを常に大切にし患者様の一番の理解者である事を心がけています
  • 私たちは常に患者さんの気持ちを大切にしております。
  • 手術前の看護師訪問では、患者さんの気持ちや希望に添えられるようお話をうかがい、最善の看護を計画し、実行しています。
  • 訪問後に患者さんから、手術室看護師に希望することがありましたら、病棟看護師を通して希望をお聞かせください。

分からないこと、不安なことがありましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。

手術室シミュレーション

1.病棟よりストレッチャーで手術室に向かいます
病棟看護師2人が患者さんとご家族を手術室までご案内いたします。

2.2階にある手術室の曇りガラスの向こうには手術室看護師がお待ちしております患者さんと看護師が手術室に入ります。ご家族には待合室をご案内いたします。
手術室に入りましたら、ご本人である事を確認してから手術室の中に入って行きます。
ご家族の方は待合室でお待ちいただきますが、外出などされる場合は看護師にお伝えください。

3.手術するお部屋まで手術室看護師がご案内します。

4.手術部屋に入りましたら、もう一度確認のためにリストバンドにて確認させていただきます。

5. 麻酔の準備を行います。
手術室に入りましたら、心電図・血圧計などの準備を行います。
手術室内ではリラックス出来るような音楽を準備しております。
また、腰の痛みや仰向けになるのが辛い方などは、患者さん一人一人に合わせた配慮をしておりますので遠慮なく申してください。

手術の様子

6. 手術が始まります。
手術が始まるまで何度も患者さんと手術する場所を確認し、間違えの無いようにしております。
腰の手術はうつ伏せで体を支える台の上で手術を行います。
手術中も麻酔担当医による麻酔管理や看護師による看護も行われています。

7. 麻酔から覚めたら病棟に帰ります
手術が終了し、麻酔から覚めましたら、病棟に帰ります。
ご家族の方にも待合室に電話をし、手術が終了したことを伝え、手術室の入口でお待ちいただき、患者さんと一緒に病棟に帰ります。ご家族の方には病棟で医師からの説明があります。

お大事にして下さい。

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