医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取組

当院では医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取り組みを行っています。

医師の負担軽減

1. 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
   連続での当直割り振りは行わない。また、非常勤の当直応援医師を採用し、常勤医の負担軽減を図る。
2. 前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間の確保(勤務間インターバル)
   前日の退出時刻と翌日の出勤時刻の間の一定時間の休息時間が確保されているかを確認する。
   また、休息時間が確保できるよう時間外勤務の削減に努める。
3. 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
   現状、予定手術前日の当直や夜勤において問題がないか検討。
4. 当直翌日の業務内容に対する配慮
   当直翌日は業務に支障なければ午後より職専免での休暇取得を促す。
5. 交替勤務制・複数主治医制の実施
   現状の交替勤務制･複数主治医制を継続実施。
6. 育児・介護休業法の規定による措置を活用した短時間正規雇用医師の活用
   育児短時間正規雇用医師の活用を推進する。

看護職員の負担軽減

1. 業務量の調整
   ・時間外労働が発生しないような業務量の調整
2. 看護職員と他職種との業務分担
   ・薬剤師
   ・理学療法士
   ・作業療法士
   ・臨床検査技師
   ・臨床工学技士
   ・事務
3. 看護補助者の配置
   ・専門性を必要とする業務に専念できるよう看護補助者を配置
4. 夜勤負担の軽減
   ・夜勤従事者の増員
   ・夜勤明けの暦日の休日の確保
   ・仮眠２時間を含む休憩時間の確保
   ・夜勤回数の上限設定
5. 入院前の患者サポート体制の充実
   ・入院に関する説明、持参薬の確認等

処遇改善

1. 院内保育所の設置
2. 多様な勤務形態の導入
   ・短時間職員の採用
   ・ワークライフバランス制度の導入
3. 妊娠・子育て中・介護中に対する配慮
   ・夜勤の減免
   ・休日勤務の配慮
   ・半日、時間単位休暇制度
   ・所定労働時間の短縮
   ・育児、介護休暇の取得促進
   ・育児短時間制度利用促進
4. .入退出システムによる勤務時間の把握

職員に対する取り組みの周知

1. 管理者会議及び各所属長が出席する会議における周知
2. 院内掲示及び院内ＬＡＮにおける周知

令和６年４月１日
国保依田窪病院